おじいちゃん懸賞へ応募する

2008年02月08日

朝日新聞社高松支局主催、高松三越支店写真部後援による「国立公園瀬戸内海」と題しての懸賞募集!

これを知ったおじいちゃん、五月の下旬一人定期船に乗り男木島へ渡ったのでした。

まさしく五月晴れの好天気。おじいちゃんの好きな白い雲がところどころに晩春の光を受けて浮かんでいます。

男木島の船着場で降り立った人は2~3人。当時は粗末なバラック建ての小屋が一軒あるだけでした。

そしてこの島の灯台に着いたおじいちゃん、灯台守の人から午後三時に日本郵船の上海丸がこの灯台の前を通る、と聞く。

近くの高台にカメラをセット。じっと待つ。

「見えた!来た!午後三時、白波を蹴立て二本煙突の上海丸が滑るように現れた。」

カシャ!

この写真が生涯忘れられない写真になるのでした。

追伸:
この時、男木島の灯台守は三組の夫婦生活で、それぞれに官舎が与えられていました。
昭和32年の木下恵介監督の映画「喜びも悲しみも幾歳月」の灯台守の歌から23年も前のことでした。

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おじいちゃんの撮った写真 その42

おじいちゃんは
   蒸気機関車が大好きでした。








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この記事へのコメント
その生涯忘れられない写真は見せていただけるのでしょうか?

たった二世代前の様子が今とこんなに違うなんて、誰が想像したでしょう?
手塚治虫さんくらいでしょうね。
おじいちゃんのような方がいてくださったから、こんな素晴らしい写真が毎日見られるのですね。
ありがとうございます。
デジカメが普及した今は、いろんな人が写真を撮って残していますが、
60年後、70年後の時代と違っているでしょうか?
あんまり変わっていないような、変わるとしたらおじいちゃんの青春時代に戻っていて欲しいです。
Posted by わらくら at 2008年02月08日 10:24
わらくらさん
 コメントありがとうございます。
 この生涯忘れられない写真・・・明日のブログで結果発表です(^^)
 おじいちゃんの撮った写真はいっぱいあります。ホント見てるとほのぼのして、おじいちゃんを偲ぶことができます。おじいちゃんにありがとうって気持ちです。
Posted by UDマンUDマン at 2008年02月08日 10:49
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    コメント(2)