ＵＤ一族の夢とロマン

大正５年、おじいちゃんは無事、旧制三本松中学（後の三本松高校）に入学。

今なら三本松へ通うことは可能ですが、当時は交通手段が無く、おじいちゃん寄宿舎へ入りることになりました。

１２歳で一人で、しかも健康体ではない（ビッコを引く体）ことへの不安から、寄宿舎生活が始まった最初の夜は涙が出て止まらなかったそうです。

当時の寄宿舎の様子は、今の学生寮とは随分違っています。

まず、寄宿舎では全員５時半に起床。点呼の後朝礼。午後６時が門限で、しかも寄宿舎の先生の許可がなければ自由行動は不可。

面白いのは午後３時から入湯の鐘が鳴り５年生から順に風呂に入り、１年生は夕食後でなければ入れなかったようです。

その夕食ですが、おかずは１品しかなく、しかも味付けがいつも辛くて毎回我慢して食べたそうです。

今はシアワセやね。聞いてるかあ息子～


おじいちゃんの撮った写真　その１１

幻想的ですね～








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